酪農家の貴重な収入源である副産物の価格が9月も軒並み続落した。なかでもF1(交雑初生牛)相場の低迷が深刻だ。同月は全国平均で1頭当たり7万2652円まで落ち込み、過去5年間の最安値(7万9231円=2023年1月)を更新した。出回り頭数が多かったことに加え、猛暑に伴うコンディションの低下...