ミルク1万年の会(前田浩史代表世話人)は7月5日、大妻女子大学千代田キャンパス(東京)で「ミルクで繋がる交流の集い2025」を開催する。同会は乳文化の発展を目指す団体で、今年2月に創立10周年を迎えた。今回の交流会はその記念の意味合いもある。

 第1部は「地域酪農の価値を共創する乳業の取り組み」をテーマに講演とディスカッションを行う。酪農家と協働で商品を作ったり、地元酪農の生産振興に取り組んだりする「地域乳業」にスポットを当てる。講師に岩泉ホールディングス(岩手県岩泉町)の山下欽也社長と、ひまわり乳業(高知県南国市)の吉澤文治郎社長を招き、それぞれの取組事例を学ぶ。第2部は大妻女子大の学生食堂「kotacafé」(コタカフェ)で交流パーティーを行う。

 定員100人で、参加費は第1部が無料、第2部が一般4000円、学生2000円。詳細や申し込みは同会のホームページから。