ミルク1万年の会のロゴ(フェイスブックページから引用)
ミルク1万年の会のロゴ(フェイスブックページから引用)

 日本における乳文化の発展に向け、酪農乳業の史跡を訪ね歩く活動などを展開している「ミルク1万年の会」(前田浩史代表世話人)は5月20日、東京・秋葉原で交流会を開く。最近の酪農乳業情勢について、さまざまな立場の有識者から話題提供してもらい、意見交換する。現時点で決まっている話題提供者とテーマは次の通り。

 信戸一利農水省畜産振興課課長補佐「地域資源を活かした新しい畜産酪農の取り組み~宮崎県の事例~」▽金谷匡高法政大学江戸東京研究センター客員研究員・世田谷区教育委員会学芸員「都市史としての酪農~みんなで一緒に街を歩きませんか~」▽木村純子法政大学経営学部教授「日本チーズにGIは必要か?~日・伊・米の比較から~」▽高橋慶・環境テクシス代表取締役「地域資源を活かした持続可能な畜産酪農の姿~エコフィードの最新事情~」▽森山浩光森山獣医師・技術士事務所代表「ベトナムの酪農乳業~2030年に向けた取り組み~」

 このほか、酪農家や乳業メーカーなどが話題提供を検討・準備中。交流会終了後には懇親パーティーも開く。会費は交流会が1000円、パーティーが3000円。参加希望者はメール(milk.10000year@gmail.com)で申し込む。詳細は同会のフェイスブックページまで。