日本製紙が15日発表した2023年3月期連結決算によると、売上高は各種製品の価格修正(値上げ)の効果などで前年比10.3%増の1兆1526億円と大幅に伸長した。一方で営業損益は268億5500万円の赤字、経常損益も245億3000万円の赤字となった。原燃料価格の高騰や円安などのコスト増嵩が響いた。...