酪農乳業速報は5日から、酪農乳業関係者の方々を対象に、「飲用牛乳の適正価格」に関するアンケート調査を開始しました。「日刊酪農乳業速報デジタル」または「酪農スピードNEWS」のアプリ、ホームページ上に設置しているバナーから専用フォームへ入っていただくだけで回答可能です。いただいた回答は、8月に発行を予定している「酪農乳業速報2024夏季特集」の記事作成の参考にさせていただきます。6月21日まで回答を受け付けておりますので、牛乳の適正価格に関してのお考え、思いについて、ぜひお気軽にご意見をお寄せください。

 適正価格をめぐっては、農水省が「適正な価格形成に関する協議会」を設置。特に飲用牛乳や豆腐・納豆について先行してワーキンググループ(WG)を設け、議論を進めています。

 飲用牛乳WGではこれまで、指定団体や乳業者、卸売・小売事業者、消費者団体で構成するメンバーが、生乳取引から牛乳の製造・販売に至るまで各段階でのコスト指標づくりなどを検討してきたところです。ただ、仕組みの構築に向けては、事業者間の利害や牛乳消費減退への懸念など、さまざまな要素が複雑に入り混じり、現時点では決着が見通せていないのも実情です。

 こうした状況下、酪農乳業速報は「ではいったい牛乳は今、いくらであるべきなのか」「なぜその価格が必要と考えるのか」といった視点で、酪農乳業関係者それぞれの率直な意見を聞いてみたいと考えました。それが今回のアンケート調査の趣旨です。

 アンケートでは、主に①適正な価格形成の仕組みの必要性②適正と考える牛乳の価格帯③適正価格形成に必要な要素―などをお聞きするほか、自由に意見を記述いただく欄も設けています。

 ご回答いただいた方のメールアドレスなど個人情報は一切送信されませんので、どなたでもお気軽にご意見をお寄せいただければと思います。ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。



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