大きな揺れで傾いた電柱。被災各地で今後はインフラ整備が進む見通しだ(河北潟で撮影) 大きな揺れで傾いた電柱。被災各地で今後はインフラ整備が進む見通しだ(河北潟で撮影)
大きな揺れで傾いた電柱。被災各地で今後はインフラ整備が進む見通しだ(河北潟で撮影)

 元日に発生した能登半島地震は、4月1日で3ヵ月が経過した。石川県内の被災地では1戸が離農を強いられたほか、牛舎倒壊などの被害を受けた2戸の復旧作業に時間を要するものの、それ以外の酪農家は3月中に全戸が生乳出荷を再開した。それでも、地震発生から3月末までに、同県内では約600㌧超...