Jミルクは27日、アルカディア市ヶ谷(東京都千代田区九段北)で、「日本の持続可能な酪農研究会~海外の事例に学び今後の取り組みを探る」を開く。酪農生産者や酪農関連組織・企業の酪農部門担当者の参加を募り、世界の動向を踏まえた講演と討論を通じ、酪農の未来を探る。

 当日前半は、昨年10月のワールド・デーリー・サミット(WDS)など各種国際会議で話題に上った情報を元に専門家が講演。北海道大学の近藤誠司名誉教授や、静岡県立農林環境専門職大学の小林信一名誉教授、武庫川女子大学の藤本勇二教授、酪農学園大学の菊佳男教授が酪農の後継者や乳牛の健康管理などについて紹介する。

 後半はWDSと併せ開催された酪農家円卓会議に参加した日本の酪農家とともに、後継者・新規就農、アニマルウェルフェア、衛生対策などについて討論する。夜は交流会も開く。概要や申し込みはJミルクホームページ