商品パッケージで食品ロス削減を情報発信
商品パッケージで食品ロス削減を情報発信

 明治は10月から、自社の牛乳やヨーグルトなど19品のパッケージを通じ、食品ロス削減を消費者に呼びかける活動を展開する。消費者庁が主催する「めざせ!食品ロス・ゼロ」川柳コンテストの受賞作品の一部を商品側面や中蓋などに掲載し、情報発信する。こうした取り組みは昨年度に続き2回目。

 掲載商品は「明治おいしい牛乳」や「明治ブルガリアヨーグルト」「明治R―1ドリンクタイプ」「明治ストロベリーチョコレートアイスバー」など19品。期間はアイテムによって異なるものの、最長で来年3月まで掲載する。

 同社はこれまでも、食品の無駄を省くため、商品需給の精度向上による不良在庫の削減や、賞味期限の年月表示への変更、品質を保持した上での賞味期限の延長などに取り組んできた。2019年施行の食品ロス削減推進法では、毎年10月を「食品ロス削減月間」に制定していることから、食品企業として一層の普及啓発を図る。