過去に開催された「酪農経営塾」の様子(2020年1月)
過去に開催された「酪農経営塾」の様子(2020年1月)

 〔札幌〕北海道酪農人材育成協議会(事務局・ホクレン)が、今年度の「酪農経営者育成研修会」の参加者を募集している。経営分析や労務管理、人材確保など、経営に関わる講義の受講を通してスキルアップを図る恒例企画。11月25~26日、来年1月14~15日の2期に分け、札幌のホクレンビルで開催する。経営者のほか、牧場の人材マネージメント・育成に携わっている人、農協職員も対象だ。

 道酪農人材育成協議会は、将来の北海道酪農を担う人材育成を目的に2017年に設立。道農政部やホクレンなどの関係団体、大手乳業4社、大学・研究機関などの産官学で組織している。以前は道立農業大学校の「酪農経営塾」として開催してきたが、昨年から独自の研修会に形を変えて企画している。

 研修会では、専門家から人材確保や労務管理に関わる実践的な知識を学べるほか、過去の経営塾を受講した北広牧場(十勝管内新得町)の若杉真吾取締役が講師を務め、経営体験談を語る。

 参加費は無料。申し込みは専用フォームから。締め切りは11月10日。問い合わせ先など詳細は、ホクレン営農支援推進課(電話011・788・5467)。