酪農経営の厳しさに追い打ちをかけるかのように、ヌレ子(乳雄初生牛)の7月の相場が全国平均で1頭当たり7万4000円台へと急落、過去5年間の最安値を記録した。飼料価格の暴騰や先行き不安を背景に、肥育・素牛農家が初生牛導入経費を抑えているのが主要因とみられる。市場筋によれば8月以...