〔札幌〕ホクレンと北海道牛乳普及協会は、12日から北海道帯広市で、19日から札幌市で、「ミルク&ナチュラルチーズフェア2023」を開く。開催期間はいずれも5日間。全道各地のチーズ工房や乳業メーカーが製造した一押し商品を販売する。
帯広での開催は35回目。会場の藤丸百貨店は31日で閉店となるため、同店での開催は今回が最後となる。59社が計655品を出品する。
札幌での開催は37回目。今回は会場を移し、初めて丸井今井札幌本店で開催する。出店社は67社で、出品数は810品に及ぶ。
各会場では、ナチュラルチーズの販売のほか、チーズ食べ比べセットの提供(税込み540円)や、道内の農業高校・大学の生徒が製造した牛乳・乳製品の販売、生産者が商品への想いを発信する「生産者クロストーク」などのイベントを予定している。両会場ともに各日先着100人に200㍉㍑のパック牛乳を無料配布する。
ホクレンは「北海道の酪農や牛乳・乳製品のファンを増やすためには、乳業メーカーや生産者が商品の魅力やこだわりを消費者に直接伝える場が不可欠」としている。