世界の主要酪農国の支払い乳価が、日本を除いて軒並み値下がり局面へと移行している。乳製品輸出国の生乳供給量が想定よりも上向く中、最大の需要国である中国の引き合いが弱まり、国際乳製品相場が下落していることが要因。一方、日本は2022年11月に飲用・発酵乳向け乳価が1㌔当たり10円...