〔札幌〕雪印メグミルク酪農総合研究所は1月30日、酪総研シンポジウムを札幌市内で開く。「今こそ飼料の国産化を!PARTⅢ~次の一手を考える」をテーマに掲げ、飼料自給率向上に向けた課題と対応策を探る。WEB配信も併用する。

 シンポでは、都府県の事例として、美野里酪農協(茨城県小美玉市)の潮田寛見総務部長と野村英貴利用・生産指導係長が「トウモロコシ生産へのあくなき挑戦」をテーマに講演。ホクレン酪農畜産事業本部畜産生産部の岩渕慶技監が「チモシー一辺倒からの転換が今こそ必要」、雪印種苗事業本部トータルサポート室の佐藤尚親担当部長が「温暖化に対応する自給飼料生産技術」と題し、それぞれ発表する。帯広畜産大学の花田正明教授を座長に、登壇者による総合討議も行う。

  参加費は無料で、申し込み締め切りは15日。申し込みや詳細は酪総研ホームページ