

明治は5月中旬から、輸出専用に開発した「北海道アイスバニラ」を台湾と香港、シンガポール、ベトナムの4ヵ国で順次発売する。内容量60㍉㍑で、オープン価格。
同社は2026年度までに海外売上高比率10%以上を目指す。台湾や香港、シンガポールといった既存の輸出先に加え、新たにベトナムにも展開し、アイス事業の拡大を図る。
同商品は、北海道の自社工場で製造した乳原料を100%使用し、コクとなめらかな口どけを楽しめる。現在、台湾で10本入りを発売し、年間約50万箱の販売実績がある北海道アイスバニラブランドをアジア各国で定着させたい考えだ。
初年度の販売目標は約85万本。展開にあたり「日本製」、アジアで知名度の高い「北海道」、ジャパンブランドとして信頼を得ている「meiji」の3要素を訴求し、上質さやメイドインジャパンをアピールする。