

明治は5月から、キューブタイプの粉ミルク 「meiji INFANT FORMULA GOLD EZcube」をタイで発売した。内容量27㌘×20袋で、税込み598タイバーツ(約2607円)。
同社は2026ビジョンの重点方針として「海外市場での成長基盤の確立」を掲げ、食品セグメントの海外売上高比率を10%以上にすることを目標としている。タイ市場には2022年に再参入し、1~3歳向け粉ミルクなどを発売。今回の粉ミルクは0~1歳の乳児用で、タイ現地当局の許認可を得て、グループ会社のタイ・メイジ・フードから発売した。
新商品は母乳の研究に基づいた栄養設計で、キューブタイプなため粉がこぼれず、計量も不要。タイでは女性の就業率が増加し、育児と仕事の両立が課題となっているという。明治は新商品を通して「『家族全員での育児』をサポートする」としている。