牛の受胎性に関連した子宮内細菌叢解析で明らかになったこと。(A)給餌管理、飼養形態により子宮内細菌叢の形成は異なる。(B)低受胎になると子宮内細菌叢において悪玉菌群が優勢となる 牛の受胎性に関連した子宮内細菌叢解析で明らかになったこと。(A)給餌管理、飼養形態により子宮内細菌叢の形成は異なる。(B)低受胎になると子宮内細菌叢において悪玉菌群が優勢となる
牛の受胎性に関連した子宮内細菌叢解析で明らかになったこと。(A)給餌管理、飼養形態により子宮内細菌叢の形成は異なる。(B)低受胎になると子宮内細菌叢において悪玉菌群が優勢となる

 岡山大学やNOSAI北海道、北海道大学、麻布大学の研究グループはこのほど、「乳牛の『子宮内細菌叢(微生物群)』と『受胎』との関連性を見出した」と発表した。具体的には、①農場ごとの飼養管理の違いで子宮内細菌叢の形成が異なる②低受胎になると、同細菌叢において悪玉菌群が優勢になる―...