〔札幌〕酪農家の貴重な収入源である初生牛の相場が不振を極めている。なかでもヌレ子(乳雄初生牛)の低迷が深刻だ。9月に1頭当たり1万円台へと大暴落したが、直近10月も回復の兆しはみられない。飼料高騰に伴う肉牛経営の厳しさを背景に、引き合いがかつてないほどに弱まっているのが最...