生産基盤立て直しへ乳牛リースなど独自策・標茶町農協

　〔札幌〕コロナ禍で疲弊した生乳生産基盤の立て直しに向け、北海道東部・釧路管内の標茶町農協（2022年度出荷乳量16万1300㌧、鈴木重充組合長）が独自対策に乗り出している。対策の柱は、組合員（酪農家）への「乳牛の貸し付けによる導入支援」。予算額1億円（上限）で3月末から着手した。...