「酪農乳業速報2025夏季特集」
「酪農乳業速報2025夏季特集」

 酪農乳業速報は7月31日付で「酪農乳業速報2025夏季特集」を発行しました。

 特集面は「ヨーグルト考」と題し、需給不均衡の解決に向け需要喚起の必要性が増しているヨーグルトに焦点を当て、有識者による寄稿や、乳業メーカー・生産者による商品づくりの取材を通じ、課題を探りました。

 同特集では、日本乳業協会の本郷秀毅常務に、同協会が主導する消費拡大対策の背景と意義について寄稿いただきました。こだわりの商品づくりについては▽ダノンジャパン▽オハヨー乳業▽新札幌乳業▽東瓜幕協和生産組合(清水智久代表)▽風景(清水伸哉代表)―を取材。ヨグネットの向井智香代表の寄稿では、多角的に国産ヨーグルトの可能性を考察していただきました。

 表紙&カラー記事では、昨年12月に就任したラクト・ジャパンの小島新社長にインタビューし、複合型食品企業への進化に向けた取り組みや、乳製品需要の創出を通じ酪農振興に貢献していく意気込みなどを聞きました。

 酪農の話題としては、農研機構北海道農業研究センターで開発が進む乳牛行動モニタリングシステムと、北海道石狩管内当別町の家族経営牧場「ジャージーの箱庭」の飼養管理を紹介します。

  流通の話題では、ビン容器で市場活性化を図る雪印メグミルクの牛乳宅配事業を取材。乳酸菌飲料最大手、ヤクルト本社が市場投入した「ヤクルト1000」のカロリー・糖類オフタイプの商品特長はカラー面で取り上げます。

 国際関連では、日本式の乳牛飼養管理・乳製品加工ノウハウのインド移入を目指す秋葉牧場ホールディングスの取り組みに迫ります。

 全64㌻、税込み2200円。当社ホームページから購入可能です。