日本初上陸の「ベームスター ベームスダマー」
日本初上陸の「ベームスター ベームスダマー」

 輸入ナチュラルチーズ(NC)の専門商社、チェスコは今秋から、新商品4品とリニューアル品1品を市場に投入する。11月11日の「チーズの日」や同月第3木曜日のボジョレー・ヌーヴォー解禁、年末のクリスマスなどで直接消費用NCの最需要期が迫っていることを受け、プレミアムチーズや限定商品などの展開を通して売り場の活性化を図る。日本初上陸のオランダ産チーズも売り出す。

 同社の秋季新商品・リニューアル品は〈表〉の通り。「シルキーホワイト」はプレミアムタイプの白カビチーズで、濃縮乳から製造する「ウルトラフィルトレーション製法」を取り入れているのが特徴。シルクのような滑らかな口溶けとコクのある濃厚でリッチな味わいを実現している。




 オランダ王室御用達のブランド「ベームスター」からは、日本初上陸となる「ベームスダマー」を発売。ナッツのような香りとミルクの甘味で、料理に使用する際はマイルドな味わいが素材の味を引き立てる。「ベームスターシナモン」はハロウィンシーズンにあわせた限定商品で、パンプキン系の菓子で使用されるスパイスをチーズに練りこんだ。両アイテムとも小容量にカットして販売する。

 このほか、トリュフ入りのプレミアムチーズ「ラクレットトリュフ カルトバッハ」を昨年に引き続き期間・数量限定で販売するとともに、「イル・ド・フランス ミニブリー3P」のパッケージをリニューアルする。

 同社は今後の最需要期に向け、SNSを活用した販促活動や料理に使用してもらうための食べ方提案などを通して、消費を後押ししていく方針。さらに、チーズの日にあわせて東京で3年ぶりに開催される「チーズフェスタ2022」でもプロモーションを展開し、NCのおいしさや価値を訴求したい考えだ。