国産脱脂粉乳は、依然として鈍い荷動きが続いている。コロナ禍やヨーグルトの消費不振を背景とした一時期の停滞感は脱したものの、飼料用途への置き換えなど、酪農乳業界を挙げて取り組んでいる削減対策なしには在庫が積み上がる懸念が払拭できない。大手乳業関係者は「加工乳や乳酸菌飲料...