都府県の2022年度乳価交渉が、新年度の4月に入っても一部地域で続いている。あらゆる生乳生産コストが高騰し疲弊する酪農家の声を代弁し、値上げを訴える指定団体と、大幅な需給緩和を理由に慎重な乳業側との間で主張が平行線をたどっているためだ。すでに全用途据え置きで妥結した指定団...