北海道の生乳需給が、飲用最需要期の9月も緩和傾向で推移する異例の事態となっている。例年であれば、この時期に引き合いが強まるはずの道外移出生乳が振るわないためで、道内の乳製品工場の稼働率は高い状態をキープしたままだ。過剰な脱脂粉乳在庫を抱えるなかでのこうしたイレギュラー...