都府県の11月の生乳需給は、余乳発生が懸念された当初の予想に反し、逼迫気味に推移している。同月1日からの飲用乳価値上げ後も牛乳店頭価格が一部で据え置かれ、消費の落ち込みが想定より限定的な一方、生乳生産の前年割れで需給バランスが一時的に均衡しているためだ。それでも12月以降...