森永乳業は21日、チルドコーヒー市場ナンバーワンの旗艦ブランド「マウントレーニア」の発売30周年発表会を東京都内で開いた。同商品の歴史やこだわりについて触れたほか、新CMキャラクターに起用された俳優の菅田将暉さんが登場しトークセッションを繰り広げた。菅田さんは同商品のヘビーユーザーで、「誰よりも飲んでいる自負がある」と強調した。
マウントレーニアは1993年に誕生し、チルドコーヒー市場で21年連続トップシェアに輝く大ヒット商品。累計売上本数は90億本を超える。同商品には▽コーヒー鑑定士の資格をもった社員が厳選したコーヒー豆▽コーヒーを引き立てる最適な配合を追及したミルク▽風味やおいしさを損なわない製法▽ロングライフを可能とする容器設計―など様々なこだわりが施されている。
森永は今回、30周年を記念してマウントレーニアのロゴやパッケージデザインを一新。「山のようにどんな人にとっても安心できる優しい存在」をテーマに、ロゴは、商品名の由来となった北米シアトルのレーニア山を強調するデザインに変更した。パッケージデザインも品質へのこだわりや高級感を意識したものへと大幅刷新した。
発表会では、菅田さんがトークセッションを行い、朝起きた時や仕事が始まるときなど、気持ちを切り替える際に同商品を飲むなどと話した。菅田さんは「ほぼ毎日飲んでおり、30周年発表会に登壇できて嬉しい。一息つきたい時にも飲むので、今回の安心感や優しさというデザインコンセプトには納得がいく」と話した。
当日は菅田さんの誕生日で、マウントレーニアと同じ30歳を迎えた。菅田さんは「不思議な縁を感じている。マウントレーニアのように優しい存在になれたらなと思う」と笑顔を見せた。
