森永乳業は20日から、ビフィズス菌の栄養源となるミルクオリゴ糖(ラクチュロース)を配合した、シロップタイプのサプリメント「スッキリオリゴ」を、同社通信販売サイトなど限定で発売した。内容量120㌘(4.0㌘×30本)、通信販売価格1817円(税込み)。大腸の健康が気になる人をメインターゲットに売り込む。
ラクチュロースとは、牛乳に含まれる乳糖を原料にして作られるオリゴ糖の一種。ヒトの胃酸に強く、消化酵素で分解されることがないため、胃や小腸で分解・吸収されずに大腸まで届き、善玉菌の代表であるビフィズス菌を増やすことが知られている。
同社は60年以上にわたり、ラクチュロースの研究や関連商品の販売に取り組んできた。新商品について「優しい甘さで、砂糖やガムシロップの代わりとしても使用できる。熱や酸に強く、そのままでも飲料や料理に混ぜてもおいしい。おなかからの健康習慣に試してほしい」としている。