酪農家の貴重な収入源であるF1(交雑初生牛)の相場が低迷している。直近10月は全国平均で1頭当たり6万円台へと落ち込み、過去5年間の最安値(7万2652円=2023年9月)を更新した。出回り頭数の多さに加え、同月から始まったインボイス制度の影響などを背景に引き合いが弱まったのが主要因...