余乳発生のピークとなる年末年始の生乳需給を乗り切った都府県では、先行き不透明感が強まっている。生乳生産が徐々に上向き始めた一方、昨年後半に牛乳・乳製品を値上げした影響が見通せないためだ。能登半島地震に伴う流通の混乱も懸念されている。1月中旬現在の需給は比較的均衡状態を...