コンビニ大手のミニストップは26日、東京のベトナム大使館で「たべる観光 ベトナムフェア」発表会を開いた。11月1~20日の約3週間にわたって、全国のミニストップ(9月末現在1892店舗)で「ベトナムカカオチョコソフト」などベトナム産食材・料理に関連した商品を展開する。この日の発表会にはモデル・タレントのゆうちゃみさんが登場し、フェア商品の魅力をアピールした。

 「たべる観光」をコンセプトとした今回のフェアでは、ソフトクリームやコーヒー、洋菓子など20種類弱の商品を展開。一押しの「ベトナムカカオチョコソフト」(本体価格270円)は収穫後60日以内に加工したベトナム産カカオを使用することで、フレッシュなアロマを実現した。

 ミニストップの藤本明裕社長は「当社は2011年12月にベトナム・ホーチミンでミニストップ1号店を開店し、今年9月末現在では132店舗にまで拡大している。現地ニーズに応えながら、日本・ベトナム両国の発展に寄与していきたい。今回のフェアでは過去20年間、(期間限定で)販売してきたベルギーチョコソフトに代わり、ベトナムカカオチョコソフトを初発売することで新たな価値を伝える。おいしさへの自信はもちろん、産地・原材料・製造プロセスが明確化されているのが特長だ」と語った。

 ゲストのゆうちゃみさんは、今回のフェアにちなみ、ベトナム民族衣装のアオザイ姿で登場。「ミニップ(ミニストップ)のソフトクリームはミルク感が伝わる愛情ある味わい。2日に1回は食べる」とミニストップ愛を語った。ベトナムフェアについては「1番のおすすめはベトナムカカオチョコソフト。ミニップらしいカカオ感もあり、シンプルイズベストで一番良かった」と笑顔を見せた。



藤本明裕社長(右)とゆうちゃみさんがベトナムフェアの魅力をアピール