日本家畜人工授精師協会がまとめた乳用牛への性選別精液の利用割合によると、2024年第1四半期(1~3月期)は前期比1.8㌽増の22.9%となり、15年の調査開始以来、過去最高を更新した。乳用牛の出生頭数が大幅に落ち込む中、性選別精液を活用して後継牛を確実に確保する動きが強まっている...